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一昔前まで、映画やアニメのビデオといえばレンタル店で借りて観るものという風潮があったが、最近ではセル(販売専用)ビデオを買って観る人が増えている。メーカーからの出荷数をみても、レンタルとセルビデオの割合は措抗する傾向にある。実際、アメリカではレンタルよりもセルビデオの市場のほうが大きいのだ。セルビデオのソフトはレンタル用ビデオソフトよりもダンゼン安い。レンタル用ソフトには頒布権がからんでくるため、定価で1万5000円程度と高価なのに対し、個人ユーザーに対象を絞ったセルビデオはCD並みの2000?3500円という価格設定がなされている。商売としても魅力的で、一般的な小売業の粗利率が20%程度なのに対し、セルビデオの粗利率は60%にのぼるという。最近増えているのは、本とセルビデオの複合店という業態。夜間の来客を見込める立地条件にあるかが、売上を左右する重要なカギとなる。「プレイステーション2」の普及などによりDVD市場が急拡大しているのも、業界の追い風になっている。